Panasonic レッツノートCF-SX4(型番:CF-SX4EDHCS)の内蔵HDDをSSDに交換する作業依頼をいただきました。リカバリー領域も含めて内蔵HDDから丸ごとクローンコピーしたSSDなら、Windows7の購入時状態に戻すメーカーリカバリーも可能でした。
HDD換装手順
CF-SX4はバッテリーを外すと、ネジ一本外してフタを開けるだけで内蔵HDDを引っ張り出すことができます。出すのは簡単でしたが、交換したSSDを戻すのが手間取りました。
- カバーを①の方向にスライドさせる
- カバーを上の方から少し傾ける
- そのまま左右にカバーを揺らすと外れます
このペラペラのプラスチックの引っ張りは、数回の付け替えでしたら粘着性を保てます。
SSDを元の場所に収める
SSDを元の場所に戻すのに少し苦労しました。振動防止のカバーの中に戻すのですが、この入口が弁のようになっています。出すときは弁の向きに沿って出すのに比べて、入れるときは弁の方向に逆らって入れるため、なかなか奥に押し込めません。
まだSSDはケースで覆われているのでなんとか押し込めましたが、HDDの場合は基盤部分が弁に引っかかるため、無理すると壊れてしまいそうです。
クローンディスクでコピー
元のHDDが300GB、交換するSSDが275GBなので内蔵リカバリー領域も含めて丸ごとコピーしてクローンディスクにして換装しました。
SSDはお客様にてご用意されたCrucial CT275MX300SSD1です。Amazonでも250GB前後の製品では一番人気です。
Crucial [ 2016年モデル ] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 275GB ( 3D TLC NAND / SATA 6Gbps / 3年保証)正規代理店 CT275MX300SSD1
¥16,980容量違いのクローンディスク作成方法は、過去記事にてご紹介済みなのでそちらをご覧ください。
EaseUS Todo Backup パーティションサイズを変更してクローンディスク作成方法メーカーリカバリーもできました
この機種は、クローンディスクにしたSSDに換装した状態で、起動時Deleteキーを押してBios画面を出して、コンピュータの修復メニューを選択して内蔵HDDから購入時状態にリカバリーすることができました。(Windows7 Professhional SP1)
今回もまっさらな状態から使いたいご希望だったので、リカバリーして追加アプリのインストール、周辺機器の設定をして作業完了でした。