最近、立て続けに拡張子.xlsの古くから使いづづけているExcelファイルのうち、一部ファイルがエラーで開けないというトラブル対応出動がありました。互換モードのファイルすべてというわけではなく、一部のxlsファイルだけ開けないという現象です。このときはExcel2019ではエラーで開けないけど、Excel2013では開けるという状態でした。
とりあえず応急処置としては、Microsoft Offce 2019を再インストールしたら直りました。
自動修復のメッセージが出る
状況としては、拡張子.xlsのExcelファイルを開くと、自動修復のメッセージが出てきます。
.xlsの一部の内容に問題が見つかりました。可能な限り内容を回復しますか?ブックの発行元が信頼できる場合は、[はい]をクリックしてください。
「はい」で進むと自動修復の結果、上手く修復してくれません。ファイルが開くことは開きますが、表や書式が崩れたテキストが羅列されただけの状態でしか開きません。これではExcelファイルとして使うことができませんし、互換モードをやめて拡張子.xlsxのExcelブックで保存し直すこともできません。
読み取れなかった内容を修復または削除することにより、ファイルをひらくことができました。
数式とセルの値が回復されましたが、一部のデータが消失した可能性があります。
とりあえずOfficeの再インストールで直った
まずは、Microsoft Officeの修復を行ってみました。オンライン修復後にはOfficeのライセンス認証が再度必要です。下記の過去記事を参照してください。
オンライン修復はエラーが出て、Microsoft Officeが削除されただけの状態になりました。やはりOfficeアプリに何か問題があったのでしょうか?
Microsoft Office 2019のプロダクトキーカードもあるし、紐づいているMicrosoftアカウントもわかっているので、そこからセットアッププログラムをダウンロードしてインストールし直したら、再インストールできました。
その後、Microsoft Offceの更新プログラムをインストールして最新の状態にして、開けなかった.xlsファイルを互換モードで開くと問題なく開けるようになりました。
なぜ一部のxlsファイルだけ開けないのか原因は不明ですが、とりあえずMicrosoft Officeの再インストールが応急措置で有効でした。