Outlook(classic)で差出人が空欄のメールを仕分けするルール

2025/04/26[公開]

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 あるときから件名も本文も宛先、差出人すべてが空欄で真っ白なメールがたくさん届くようになったトラブルのご相談で、メールソフトのOutlook(classic)で自動的に迷惑メールフォルダーに振り分けられるようにする仕分けルールの設定方法です。

 他のメールソフトのように空欄であることを条件に振り分け設定がないOutlookでは、ちょっとしたコツで差出人が空欄であることで仕分けルールを設定できます。

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基本方針

 ちょっとしたコツというのは、差出人には必ず@マークが入っているのを利用します。宛先でも同じように出来ますが、宛先が空欄であることは通常のメールでもCCやBCCメールである場合もありますが、差出人が空欄の場合は確実に迷惑メールだろうということです。

【今回の仕分けルール】

  1. 一旦全部のメールを対象にする
  2. 差出人のメールアドレスに”@”(アットマーク)があれば除く

設定方法詳細

Outlook(classic)を開き、上部メニューの「ファイル」を開き、「仕分けルールと通知の管理」ボタンをクリックします。

「仕分けルールと通知の管理」をクリック
「仕分けルールと通知の管理」をクリック

「新しい仕分けルール」をクリックします。

「新しい仕分けルール」をクリック
「新しい仕分けルール」をクリック

受信メッセージにルールを適用する」をクリックして、青く選択された状態で「次へ」をクリックします。

「受信メッセージにルールを適用する」を選択して次へ

条件のステップ1(上部)のチェックボックスのすべてのチェックを外します。チェック無し=すべての受信メールが対象になります。

チェックなしのまま「次へ」
チェックなしのまま「次へ」

すべての(受信メッセージ)に適用されます。の確認画面で「はい」を選ぶ

確認画面で「はい」を選ぶ
確認画面で「はい」を選ぶ

ステップ1(上部)の処理として「指定フォルダーへ移動する」にチェックを入れて、ステップ2(下部)の「指定」の文字をクリックして、移動先のフォルダーを選択します。(たいていは迷惑メールフォルダーを指定すればでいいでしょう)

移動先フォルダーを指定したら「次へ」で進みます。

指定フォルダーへ移動する条件を入れる
指定フォルダーへ移動する条件を入れる

次の画面では、例外条件を設定します。

ステップ1(上部)の処理として「差出人のアドレスに特定の文字が含まれる場合を除く」にチェックを入れて、ステップ2(下部)の「特定の文字」の青い文字をクリックします。

例外条件を追加します
例外条件を追加します

差出人のアドレスに含まれる文字の部分に、キーボードで@マークを入力して「追加」して「OK」を押します。

@が含まれる例外条件を入れる
@が含まれる例外条件を入れる

仕分けルールが設定されたことを確認して「次へ」で進めます。

仕分けルールの内容を確認して「次へ」
仕分けルールの内容を確認して「次へ」

最後に仕分けのルール名を付けて「完了」です。「”受信トレイ”内のメッセージに仕分けルールを適用する」にチェックを入れておくと、すでに受信済みの受信トレイのメールも初回に仕分けしてくれます。

「完了」で設定完了
「完了」で設定完了

 以上で、空白のメールを迷惑メールフォルダーに仕分けることができました。

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