VistaのWindowsメールが消えたように見えたトラブル

2016/03/07[公開]

 VistaのWindowsメールがスタートメニューから消えてしまい、メールができなくなったトラブルです。今回は、windowsメール本体が消えたワケではなかったので、簡単に直りました。Program Filesの中のWinMail.exeが隠しファイル属性になっていたので、危うく見過ごすところでした。

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トラブル概要

 Adobe Readerのアップデートをインストール中に、フリーズしたので強制電源入れ直しをしたそうです。それ以降、スタートメニューからWindowsメールとInternet Explorerのアイコンが消えてしまったというトラブルです。

 内容がわかれば、たいしたトラブルではないですが、使用者にとってはメールができなくなった一大事です。デスクトップやクイックメニューにアイコンを出してなかったので、他に立ち上げる術がなかったのです。

WinMail.exeは隠しファイル属性

 CドライブのProgram Filesの中のWindows Mailフォルダーから、プログラム本体のWinMail.exeのショートカットを作って、スタートメニューに戻したかったのですが、そのWinMail.exeファイルは隠しファイルになっていました。

 WindowsメールはVistaでしか利用できないので、元から隠しファイルになっていたかどうか定かではないですが、それに気付かなかったら、メールプログラムが消えたと思ってしまうかもしれません。

WinMail.exeは隠しファイルになっています。
WinMail.exeは隠しファイルになっています。

フォルダオプションで隠しファイルも表示

 エクスプローラーからフォルダオプションを開いて、隠しファイルも表示する設定にすると、WinMail.exeが表示されました。そのショートカットを作成して、スタートメニューやデスクトップ、クイックメニューなどお好きな所に登録します。

 フォルダオプションで隠しファイルを表示する方法は、富士通サポートのサイトを参考にしてください。

Windowsメールは再インストールできない

 windowsメールはwindowsシステムに標準搭載されているメールソフトです。厄介なことにwindowsメール単体で削除や再インストールができないのです。もし、本当にプログラムファイルが削除されていたり、ファイルが破損して起動しない状態になったら、修復するのは大変です。最悪リカバリーするしかない可能性も高いです。

今回は応急措置のみ

 今回は、IEとWindowsメールが立ち上がるようになったので、応急措置のみで作業完了でした。そもそもプログラムインストール中にフリーズしたりする時点で怪しいのは確かですが、今回はリカバリー作業はご希望ではなかったので、これでしばらく様子みてもらうことになりました。

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