VistaのWindowsメールがスタートメニューから消えてしまい、メールができなくなったトラブルです。今回は、windowsメール本体が消えたワケではなかったので、簡単に直りました。Program Filesの中のWinMail.exeが隠しファイル属性になっていたので、危うく見過ごすところでした。
トラブル概要
Adobe Readerのアップデートをインストール中に、フリーズしたので強制電源入れ直しをしたそうです。それ以降、スタートメニューからWindowsメールとInternet Explorerのアイコンが消えてしまったというトラブルです。
内容がわかれば、たいしたトラブルではないですが、使用者にとってはメールができなくなった一大事です。デスクトップやクイックメニューにアイコンを出してなかったので、他に立ち上げる術がなかったのです。
WinMail.exeは隠しファイル属性
CドライブのProgram Filesの中のWindows Mailフォルダーから、プログラム本体のWinMail.exeのショートカットを作って、スタートメニューに戻したかったのですが、そのWinMail.exeファイルは隠しファイルになっていました。
WindowsメールはVistaでしか利用できないので、元から隠しファイルになっていたかどうか定かではないですが、それに気付かなかったら、メールプログラムが消えたと思ってしまうかもしれません。
フォルダオプションで隠しファイルも表示
エクスプローラーからフォルダオプションを開いて、隠しファイルも表示する設定にすると、WinMail.exeが表示されました。そのショートカットを作成して、スタートメニューやデスクトップ、クイックメニューなどお好きな所に登録します。
フォルダオプションで隠しファイルを表示する方法は、富士通サポートのサイトを参考にしてください。
Windowsメールは再インストールできない
windowsメールはwindowsシステムに標準搭載されているメールソフトです。厄介なことにwindowsメール単体で削除や再インストールができないのです。もし、本当にプログラムファイルが削除されていたり、ファイルが破損して起動しない状態になったら、修復するのは大変です。最悪リカバリーするしかない可能性も高いです。
今回は応急措置のみ
今回は、IEとWindowsメールが立ち上がるようになったので、応急措置のみで作業完了でした。そもそもプログラムインストール中にフリーズしたりする時点で怪しいのは確かですが、今回はリカバリー作業はご希望ではなかったので、これでしばらく様子みてもらうことになりました。