Windows7延長サポート終了日に配信されたマンスリー品質ロールアップKB4534310の不具合「デスクトップの背景まっ黒」問題を修正する更新プログラムがサポート終了Windows7向けに特別に配信されています。
2月に配信されていますが、2020-01のマンスリー品質ロールアップのプレビューKB4539601としてオプションの更新プログラムになっているので、Windwos Updateの画面を開いて手動でチェックを入れてインストールが必要です。
オプションの更新プログラムKB4539601
マンスリー品質ロールアップのプレビューですので、Windows Updateの画面を開いて更新プログラムの確認を行うと、オプションの更新プログラムに上がって来ているはずです。
- 2020-01 Windows 7 向けマンスリー品質ロールアップのプレビュー (KB4539601)
自動インストールはされないので「1個のオプションの更新プログラムが利用可能です」の文字リンクをクリックします。
開いた画面の更新プログラムにチェック を入れて「OK」⇒次の画面で「インストール」をクリックするとインストールが始まります。インストール後に再起動をして完了です。
補足
同時にWindows Updateの自動更新でWindows Defender Antivirusの更新プログラム KB915597も入ってきてインストールが始まるかもしれませんが、こちらはWindows7のサポート終了によりWindows Defenderの更新はインストール失敗になります。これは正常です。
今回のKB4539601は、Windows7の拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)用の2020−02のマンスリー品質ロールアップKB4537820に置き換わっています。有料のESUを申し込んでいない場合はKB4539601が最後の更新プログラムになります。
背景が真っ黒問題とは
2020-01のKB4534310をインストールすると、デスクトップの背景の設定で画像を選んでいてかつ、画像の配置を「画面に合わせて伸縮」に設定している場合に、壁紙画像の拡大が失敗し、代わりに黒い画面が表示される問題です。
Windows7を10にアップグレードすると同じように背景が真っ黒になることがありますが、あちらは背景の設定が本当に単色の「黒」に変わっているだけなので不具合ではないようです。
Windows7のサポート終了後にデスクトップの背景が真っ黒になってしまったPCで、今回のKB4539601をインストールして再起動後に元の背景画像が表示されるのを確認しました。