2016年7月21日にWindowsアップデートのオプション項目として配信されていますKB3172605の更新プログラムです。この更新プログラムは、いくつかの更新プログラムをまとめたロールアップパッケージです。6月に配信されているロールアップパッケージKB3161608の内容も含んでいるようで、KB3161608は現在ダウンロード出来なくなってしまいました。
KB3172605の更新プログラムの詳細はマイクロソフトのサイトをご覧ください。
KB3161608を置き換える
このKB3172605の詳細情報は上記マイクロソフトサポートサイトを見てもよくわかりません。Microsoftカタログで、このパッケージの詳細情報を見ても「N/A」としか書いてありません。ここ数ヶ月の重要な更新プログラムのいくつかをまとめたパッケージであるとしか書きようがありません。
同様のロールアップパッケージKB3161608を置き換えて、さらにいくつかパッケージが追加されたのがKB3172605ということらしいです。私的に注目する点はKB3161608がダウンロード出来なくなっていたということです。Microsoftカタログからも外されています。
例のWindowsアップデートの「更新プログラムの確認」が時間がかかる対応策で、重要な役割を担っていたKB3161608が置き換わったので、遅ればせながら対応策のまとめ記事を内容修正しました。
Windows Updateエージェントのバージョンは
もうひとつ気になるのは、KB3161608に含まれていたWindows Updateクライアントのバージョンアップは、KB3172605で更なる更新があったのかということです。
これは、C:¥windows¥system32¥wuaueng.dllのファイルバージョンを見ればわかりますが、バージョン7.6.7601.23453のままでした。更新日時2016/05/14のファイルバージョンのままです。
今後のロールアップの配信方法は?
今後のロールアップパッケージの配信方法がよくわからなくなってきました。数年分のロールアップ第一弾KB3125574は別として、第二弾と思っていたKB3161608は早々にKB3172605に置き換わりました。今後配信されるロールアップパッケージは、古いのを置き換えていきどんどん肥大化していくのか、それともたまたまKB3161608に都合の悪い何かがあって引っ込んだだけなのか、今後も注目していかないとわかりません。