PanasonicのレッツノートCF-LX3(型番:CF-LX3FEEBP)のSSDを1TB大容量SSDに換装して、Windows10 Pro(バージョン1903)をクリーンインストールする作業を行いました。
購入時SSD搭載モデルは2.5インチSATAのコネクターが無いので、mSATAのSSDで換装する必要があります。
購入時Windows8モデルなので、Windows10クリーンインストール時の不明なデバイス情報もご紹介しています。
mSATAのSSDの場所
CF-LX3のSSD搭載モデルは、HDD搭載モデルにあるバッテリーを外したところからアクセスする2.5インチ用の場所にSATAコネクターがありませんでした。交換用に2.5インチSSDを用意して乗り込んでも、あえなく退散となります。(実話)
筐体裏のメモリーが格納されているフタを開けると、その隣の黒いカバーの下にmSATAの256GB SSDがあるので、それを換装する作業となります。用意するSSDの選択肢さえ間違えなければ簡単に交換作業を行えます。
用意したSSD
搭載されていた256MB SSDは、東芝製THNSNF256GMCSでした。
mSATAのSSD(特に容量1TB)は選択肢が少なく、Amazonでも在庫が少なめです。今回は、中華メーカーZheinoですがコスパの良い(2.5インチと同価格)のが在庫ありで良かったです。
Zheino M3 内蔵型 mSATA 1TB SSD (30 * 50mm) mSATAIII 3D Nand 採用 6Gb/s mSATA ミニ ハードディスク
¥12,999Window10で不明なデバイス
換装前はWindows8⇒8.1⇒10とアップグレードして利用されていましたが、今回の換装後はWindows10バージョン1903をクリーンインストールとなりました。Windows10をクリーンインストールしてWindows Updateを実行してもデバイスマネージャーに4つの不明なデバイスが残っています。
今回くらい経過年数があるメーカー製PCの場合、マイクロソフトが収集しているビッグデータをもってしても不明なデバイスのままの項目は、そのまま不明のままでも支障がないものとも言えます。
それでも、不明なデバイスがあると気になるという場合は、下記パナソニックCF-LX3導入済みドライバーのページからWindows8.1用ドライバーをインストールします。
不明なドライバー4つ
番号は上記 CF-LX3導入済みドライバーのインストール順位です。ハードウェアIDは不明なデバイスのプロパティ⇒詳細⇒ハードウェアIDを見ると判別できます。
PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー
ハードウェアID | PCI\VEN_8086&DEV_0A03&SUBSYS_833810F7&REV_0B |
番号 | 29番 |
対象ソフト | Intel Dynamic Platform and Thermal Framework(DPTF) |
ダウンロードしたドライバーのSetup.exeを実行してインストールします。すでにインストール済みの更新されたバージョンがありますと警告が出ますが、バージョンダウンでインストールを実行します。
不明なデバイス(その1)
ハードウェアID | ACPI\VEN_INT&DEV_33A0 |
番号 | 8番 |
対象ソフト | インテル スマート コネクト テクノロジー |
不明なデバイス(その2)
ハードウェアID | ACPI\VEN_MAT&DEV_0028 |
番号 | 22番 |
対象ソフト | HID Drivers for Panasonic PC |
不明なデバイス(その3)
ハードウェアID | USB\VID_03EE&PID_1930&REV_1900 |
番号 | 34番 |
対象ソフト | WiMAX ドライバー |
おまけ情報
SSDの換装作業は以上で完了です。
今回は、CPUファンの型番を調べたかったのと、 外から見るとSATAのコネクターがあるかよく見えなかったのをはっきりさせたかったので、さらに裏のネジを全部はずしてキーボード側のパネルを取り外しています。
ここからは、急に作業難易度が上がりますが、ざっくりとした開け方の説明しかしていません。なぜなら、メーカーの封印シールをはがすことになりますし、2.5インチ用のSATAのコネクターの先はやっぱり無かったです。
CPUファンはPanasonic正規修理店しか交換パーツを入手できなさそうです。ファンの型番らしきものは「TOSHIBA DC BRUSHLESS M-P22C」が印字されていますが、ネットで探しても新品の部品入手は困難と思われます。
CPUのほこりをエアーダスターで吹き飛ばすだけなら、筐体の裏に清掃専用のフタがあるので、CF-LX3はここまで開ける必要はあまり無さそうです。
CF-LX3 不明なデバイスの情報ありがとうございます。
当方も,CF-LX3(HDDmodel)を手に入れて2.5inchSSDへ換装して使用中です。
一度Windows10pro64bitをクリーンインストールしたのですが、シリアルポートが
上手く使えなかったので今は元のWindows7からアップグレードしてWindows10Pro32bitで使用中です。GW連休あけに64bit化させようと考えています。
おたずねですが、2.5インチ用SATAコネクタありの場合,mSATAのSSDのコネクタはないのでしょうか?このページを参考に、バラしてみたのですが、マザーボード側まで外さなかったので、mSATAのSSDのコネクタまで確認できませんでした。排他使用かなぁ?2.5インチ用SATAコネクタあり場合はHDD/SSD用のプラスチックケースが付いているから、そこまでコスト削るのは解るけど、基板直付けのmSATAのSSDのコネクタまでは外していない、って思いたい。完全分解するしか確認する方法はないのかなぁ。
CF-LX3は裏の小さいフタを開けてmSATAのコネクターが無ければ(半田付けされていなければ)基板に無いことが確認できます。
実際に見てみないとハッキリ言えませんが、排他使用になっているはずです。
CF-SZ5と同じだと思います。
https://www.ikt-s.com/cf-sz5-hddmodel/