2019年11月の月例Windwosアップデートが第2火曜日(日本時間第2水曜日)に配信されています。
クライアントOS別にwindows7、8.1、10のセキュリティ更新プログラム情報を書き出しています。
Microsoft Updateカタログ
自動更新を利用せずに今月のセキュリティアップデートを手動でインストールする場合、ダウンロードはMicrosoft UpdateカタログからKB番号で検索してダウンロードできます。この記事でKB番号にリンクを入れているのは、このUpdateカタログのダウンロード先になっています。
今月の更新プログラムを探す場合は、「2019-11」で検索して製品(OS名)でソートするのが見つけやすいです。
Microsoft Updateカタログ
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx
Windows Release Information
新しいリリースヘルスダッシュボードが公開されています。Windowsの更新プログラムの既知の問題や解決済みの問題などが一覧で確認できるようになっています。
下記リンクを開くとバージョン1903のページが開きます。左サイドにその他のWindows10バージョンやWindows7と8.1(Previous version)のページのリンクがあります。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-information/status-windows-10-1903
まだ英語ページしかないです。右クリック日本語翻訳機能が標準で付いているChromeブラウザーで見るのがオススメです。
Windows7 SP1
Windows7の月例更新プログラムがこちらです。
- 2019-11 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4525235)
マンスリー品質ロールアップをインストールする前に、先月までのこちらの更新プログラムが上から順番にインストールされているのが推奨されています。
その他、こちらの更新プログラムも配信されています。
- 2019-11 Windows 7 更新プログラム (KB4528069)
(備考)
2019-04以降の品質ロールアップにはPciClearStaleCache.exeが含まれなくなったので、 2018年04月~2019年03月までの 品質ロールアップ のうち一つを先にインストールしておく必要があると詳細情報に載っていました。クリーンインストール時や久しぶりに更新する場合に注意が必要です。ネットワークアダプターの設定がリセットされるトラブルを防ぐことができます。
Windows 8.1
Windows8.1の月例更新プログラムがこちらです。
- 2019-11 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4525243)
マンスリー品質ロールアップをインストールする前に、最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) がインストールされていることが推奨されています。
- 2019-11 Windows 8.1 サービス スタック更新プログラム(KB4524445)
Windows 10
Windows10は、バージョン毎に累積更新プログラムのKB番号が違います。最新バージョンから3世代分がサポートバージョンです。 今月は1909が公開予定なので4世代分リストしています。ただし、1903と1909の累積更新プログラムのKB番号は共通です。
累積更新プログラムをインストールする前に、サービス スタック更新プログラム (SSU) がインストールされていることが推奨されています。
- 2019-11 Windows 10 Version 1909 サービス スタック更新プログラム (KB4524569)(November 2019 Update)
- 2019-11 Windows 10 Version 1903 サービス スタック更新プログラム (KB4524569)(May 2019 Update)
- 2019-11 Windows 10 Version 1809 サービス スタック更新プログラム (KB4523204)(October 2018 Update)
- 2019-11 Windows 10 Version 1803 サービス スタック更新プログラム (KB4523203)(April 2018 Update)
その他、こちらの更新プログラムも配信されています。
- 2019-11 Dynamic Update for Windows 10 Version 1809 (KB4524761)(October 2018 Update)
Office の更新プログラム
Microsoft Officeの更新プログラムは、こちらのマイクロソフトページで更新情報一覧が確認できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4527848/november-2019-updates-for-microsoft-office
Windows Updateが失敗を繰り返す場合
更新プログラムを効率よくインストールするなら、Windows Updateに任せてインストールするのが一番いいでしょう。同じ更新プログラムでも差分を計算してダウンロードデータを節約してインストールしてくれます。
とはいえ、Windows Updateに時間がかかっている場合や、パソコンが急激に遅くなって何も操作できないトラブルが発生している場合は、上記更新プログラムをダウンロードしてスタンドアロンインストールする方法があります。
Windows 10 /8.1
Windows 7
Windwos8.1以降で、Windows Updateが失敗するトラブルが解決しない場合、インプレースアップグレードを試す方法もあります。
まとめ記事更新
以上の内容をもとに、下記の更新プログラムの確認が終わらないのを改善するまとめ記事を更新予定です。
Server 2008の更新プログラム
サポート終了したVistaにWindows Server 2008の更新プログラムをインストールしてみる方法は、サポート外なので別記事にしています。(このあと更新予定です)
Windwso10のISOイメージがあるところは、表示は「Windows 10 May 2019 Update」でまだみたいに見えますが、
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
ツールをダウンロードすると2019.10.07版の「1909」ですね。
クリーンインストールもできそうですね。
ほんとうですね。早速USBインストールメディアを作成しました。