2020年2月の月例Windwosアップデートが第2火曜日(日本時間第2水曜日)に配信されています。
サポート終了しているWindows7ですが、ESU用の更新プログラムが配信されているので載せています。
クライアントOS別にwindows7、8.1、10のセキュリティ更新プログラム情報を書き出しています。
Microsoft Updateカタログ
自動更新を利用せずに今月のセキュリティアップデートを手動でインストールする場合、ダウンロードはMicrosoft UpdateカタログからKB番号で検索してダウンロードできます。この記事でKB番号にリンクを入れているのは、このUpdateカタログのダウンロード先になっています。
今月の更新プログラムを探す場合は、「2020-02」で検索して製品(OS名)でソートするのが見つけやすいです。
Microsoft Updateカタログ
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx
Windows Release Information
新しいリリースヘルスダッシュボードが公開されています。Windowsの更新プログラムの既知の問題や解決済みの問題などが一覧で確認できるようになっています。
下記リンクを開くとバージョン1909のページが開きます。左サイドにその他のWindows10バージョンやWindows7と8.1(Previous version)のページのリンクがあります。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-information/status-windows-10-1909
まだ英語ページしかないです。右クリック日本語翻訳機能が標準で付いているChromeブラウザーで見るのがオススメです。
Windows7 SP1 ESUライセンス用
Windows7 ESU用の月例更新プログラムがこちらです。ESUに申し込んでいない場合、インストールまでは可能ですがその後の再起動で「Windows更新プログラムの構成に失敗しました。変更を元に戻します。コンピューターの電源を切らないでください。」と出てロールバックされるのを確認しました。(⇒詳細記事にしました)
- 2020-02 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4537820)
マンスリー品質ロールアップをインストールする前に、先月までのこちらの更新プログラムが上から順番にインストールされているのが推奨されています。
(2020/02/19追記)1月のマンスリー品質ロールアップでデスクトップの背景が真っ黒になってしまう場合があるのを修正する更新プログラムがESUを申し込んでいないWindows7向けに追加公開されています。
- 2020-01 Windows 7 向けマンスリー品質ロールアップのプレビュー (KB4539601)
(備考)
2019-04以降の品質ロールアップにはPciClearStaleCache.exeが含まれなくなったので、 2018年04月~2019年03月までの 品質ロールアップ のうち一つを先にインストールしておく必要があると詳細情報に載っていました。クリーンインストール時や久しぶりに更新する場合に注意が必要です。ネットワークアダプターの設定がリセットされるトラブルを防ぐことができます。
Windows 8.1
Windows8.1の月例更新プログラムがこちらです。
マンスリー品質ロールアップをインストールする前に、最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) がインストールされていることが推奨されています。Windows Updateの自動更新が有効なら最優先で配信されているはずです。
- 2020-11 Windows 8.1 サービス スタック更新プログラム(KB4524445)
Windows 10
Windows10は、バージョン毎に累積更新プログラムのKB番号が違います。最新バージョンから3世代分がサポートバージョンです。 バージョン1903と1909の累積更新プログラムのKB番号は共通です。
(2020/02/29追記)今月末までにこちらに更新プログラムに置き換わっています。
.Net Frameworkの更新プログラムも配信されています。 (カタログで複数出てきますが最終更新日付が新しい方が最新です。)
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2020-02 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (Windows 10 Version 1909 用)(KB4534132)(November 2019 Update) -
2020-02 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (Windows 10 Version 1903 用)(KB4534132)(May 2019 Update) -
2020-02 .NET Framework 3.5、4.7.2 および 4.8 の累積的な更新プログラム (Windows 10 Version 1809 用)(KB4538122)(October 2018 Update)
(2020/02/29追記)今月末までにこちらに更新プログラムに置き換わっています。
- 2020-02 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (Windows 10 Version 1909 用)(KB4537572)(November 2019 Update)
- 2020-02 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (Windows 10 Version 1903 用)(KB4537572)(May 2019 Update)
- 2020-02 .NET Framework 3.5、4.7.2 および 4.8 の累積的な更新プログラム (Windows 10 Version 1809 用)(KB4538156)(October 2018 Update)
今月は、Adobe Flash Player対応の更新プログラムも配信されています。
- 2020-02 Windows 10 Version 1909 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4537759)(November 2019 Update)
- 2020-02 Windows 10 Version 1903 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4537759)(May 2019 Update)
- 2020-02 Windows 10 Version 1809 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4537759)(October 2018 Update)
累積更新プログラムをインストールする前に、サービス スタック更新プログラム (SSU) がインストールされていることが推奨されています。 Windows Updateの自動更新が有効なら最優先で配信されているはずです。
そのほか、こちらの更新プログラムも配信されています。
Office の更新プログラム
Microsoft Officeの更新プログラムは、こちらのマイクロソフトページで更新情報一覧が確認できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4538704/february-2020-updates-for-microsoft-office
Windows Updateが失敗を繰り返す場合
更新プログラムを効率よくインストールするなら、Windows Updateに任せてインストールするのが一番いいでしょう。同じ更新プログラムでも差分を計算してダウンロードデータを節約してインストールしてくれます。
とはいえ、Windows Updateに時間がかかっている場合や、パソコンが急激に遅くなって何も操作できないトラブルが発生している場合は、上記更新プログラムをダウンロードしてスタンドアロンインストールする方法があります。
Windows 10 /8.1
Windows 7
Windwos8.1以降で、Windows Updateが失敗するトラブルが解決しない場合、インプレースアップグレードを試す方法もあります。
Server 2008の更新プログラム
サポート終了したVistaにWindows Server 2008の更新プログラムをインストールしてみる方法は、サポート外なので別記事にしています。(このあと更新予定です)