windows10にアップグレードしたら無線LANにつながらないのを直せた例

2016/07/13[公開]

 windows7搭載PCだったNEC LL750/Hをwindows10にアップグレードしたら、無線LANにつながらなくなったのを直したトラブル事例のご紹介です。無線LANチップがインテル® Centrino® Advanced-N 6205搭載で、ドライバーのアップデートでつながるようになったという内容です。

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トラブル内容

 windows7のときは問題なく無線LANでインターネットを利用していたのに、windows10にアップグレードしたら無線LANでインターネットができなくなったトラブルです。ワイヤレス接続はできている状態ですが、無線ルーターからのIPアドレスが割り振られなくなっているのが原因です。無線の暗号化キーは間違いなく設定できている前提です。

Intel Centrino Advanced-N 6205

 デバイスマネージャーで無線LANチップの種類を調べますと、インテル® Centrino® Advanced-N 6205搭載でした。Driverバージョンを調べると15.16.0.2 (日付2015/01/06)でした。

つながらないドライバーバージョン
つながらないドライバーバージョン

解決方法:有線でアップデート

 今回は簡単に解決することができました。一時的に有線LANケーブルでインターネットに接続して、デバイスマネージャーのネットワークアダプターの該当デバイスを右クリックで「ドライバーソフトウェアの更新」でWindowsアップデート経由で新しいバージョンアップが見つかり、バージョン15.18.0.1 (日付2015/04/30)になってワイヤレス接続でインターネット接続できるようになりました。

トラブルが解決したバージョン
トラブルが解決したバージョン

事前対策もあり

 今回のPCは2012年製のため、メーカーのwindows10アップグレード対象製品ではありません。windows7でもワイヤレスドライバーのメーカーアップデートは出ていないようです。

 ただし、インテルのサイトから、このワイヤレスドライバーのアップデートは入手可能です。

 上記のインテル® Centrino® Advanced-N 6205のwindows7用最新ドライバー18.40.4 (日付2016/06/06)では、windows10アップグレード対応となっているようです。理想を言えば、事前にこの最新ドライバーにアップデートしてから、windows10にアップグレードすると、問題なく無線LANが使える状態でアップグレードできると思われますが、それを事前にやるのは難しい話です。

“windows10にアップグレードしたら無線LANにつながらないのを直せた例” への3件の返信

  1.  こんにちわ。

     昨年、6月に「1903」にバージョンアップしたら同じような事象に逢いました。

     その時はネットで検索しても全然報告例も上がっていないし、当然解決策も出ていませんでした。

     ずっと「元のビルドに戻す」コマンドで「1809」に戻して、そのままにしておいたら昨年末に「マイクロソフトがNEC向け対策を配布」と言うのを発見しました。

     先週金曜に「LL750」が勝手にバックグラウンドでダウンロード&インストールしていました。

     再起動を掛け2時間後、無事Wi-Fiマークも消えずに「1909」にバージョンアップ出来ました。

     そちらの被害に逢われた方のパソコンもこれで完全対応出来るのではないでしょうか。

     SSDに換装する詳しい手順や注意事項を掲載してもらえると助かります。

  2.  自宅PC「LL750ーL」、1週間前に自宅WiFiのSSID情報が消えて再入力、1週間後 WiFi 接続が全くできなくなり、上記情報を検索/発見、インテル® Centrino® Advanced-N 6205のドライバーを初期化し最新版をインストールし、WiFI接続復活出来ました。公開情報有難うございました。
     Windows仕様は、昨年1月に22H2にUpgrade済でしたが、突然Wi Fi接続できなくなり、NW ManagerメニューからWiFiメニューも消えてしまい、ルータに有線LAN接続し、トラブル診断し、「インテル® Centrino® Advanced-N 6205仇プt- ドライバーあるいは、ハードウェアに関する問題発生」のメッセージが出たので、上記情報に基づきドライバーを初期化し最新化で復旧できた次第です。

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