8月10日にwindowsアップデートの月例更新が来ていました。うちのwindows7 Home Premiumで来たのは以下の6個でした。先月までの重要とオプションの更新をすべてインストールしていれば、windows7の場合、今月の更新の確認は数分で終わっているはずです。その中でも注目すべきパッケージはKB3177725です。7月のKB3168965が置き換わったので、例のリカバリー時の先入れパッケージリストが更新されました。
- Windows 7 for x64-Based Systems 用セキュリティ更新プログラム (KB3167679)
- Windows 7 for x64-Based Systems 用セキュリティ更新プログラム (KB3177725)
- Windows 7 for x64-Based Systems 用セキュリティ更新プログラム (KB3178034)
- Windows 7 for x64-based Systems 用 Internet Explorer 11 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB3175443)
- Definition Update for Windows Defender – KB915597 (Definition 1.225.3489.0)
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – 2016 年 8 月 (KB890830)
KB3177725
Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム (3178466)のwindows Vista/7/8.1用のパッケージがKB3177725です。名前からしていつもの系列の更新プログラムです。詳しくはマイクロソフト セキュリティ情報 MS16-098を参照してください。
KB3168965が置き換わった
上記のTechNetの情報ページにも、7月のパッケージKB3168965が置き換わると書いてあります。これは、リカバリーや再セットアップ、クリーンインストール時に200個超の更新プログラムの確認を時短するリストの項目に入っているパッケージです。特にVistaでのアップデートで重要になってきます。コチラのまとめ記事の内容を更新しました。
今月も時間がかかっている場合は
その他のwindowsバージョンでは未確認ですが、今月の更新プログラムの確認に時間がかかっている場合は、KB3177725のスタンドアロンインストーラーをダウンロードして先入れするのが良いでしょう。(上記TechNetの情報ページに、各OS別のダウンロードリンクが出ています。)
windowsアップデートを自動更新にしていて、昨日あたりから急にPCの動作が遅くなって、タスクマネージャーでディスク使用率が100%張り付きで、何を開いても「応答なし」が頻発しているのが直るかもしれません。
数ヶ月前からアップデートが進んでいない場合は
Vistaと7で、数ヶ月前からwindowsアップデートが全然進んでいないという場合は、上記リカバリー時の先入れパッケージと同じ対策をするのが良いと思います。すでにインストール済みのパッケージは、インストール済みとメッセージが出るのでそれは飛ばせばいいのです。
windows8.1の場合は、2016年7月25日にオプション項目としてwindowsアップデートに配信されているロールアップパッケージKB3172614を真っ先にインストールするのが良さそうです。ここ数ヶ月分の重要な更新プログラムをまとめて一気にロールアップしてくれます。その上で、今月のKB3177725を先入れしてみてはいかがでしょうか。