東芝Dynabook T75/EGD(型番:PT75EGD-BJA2)Windows 10 Home搭載モデルの動作が異常に遅くなったトラブル解消のため、ハイブリッドHDDをSSDに換装してWindows10(バージョン1903)をクリーンインストールしました。
分解手順
まず最初にバッテリーを外して作業します。
メモリーのフタのネジと、DVDドライブを止めているネジの2本を先に外します。
DVDドライブをスライドさせて外せます。(あとで確認したらDVDドライブは外さないままでHDD換装は可能でした。)
裏側の見えているネジを全部外します。とくにメモリーのフタを外したところにある3本のネジが見落としやすいです。
外したネジは最初の2本も合わせて合計25本です。左右3本ずつ液晶パネルのヒンジ部分のネジは長いネジになっています。メモリーのフタのネジ1本もサイズが違っています。あとで戻すときに間違わないように注意です。
裏のフタ全体をはずします。スマートフォン用でいいので分解ツールがあると作業がはかどります。
Auto Amazon Links: プロダクトが見つかりません。
バッテリーの裏側のツメが見えていて外しやすいので、ここから先に攻めていくのが簡単でした。分解ツールを突っ込んでツメを外しながら浮かせていきます。
裏フタを外せば、HDDにアクセスできるようなりました。
HDDはネジ止めされていないので、少し持ち上げてコネクタケーブルを外したら取り出せました。
搭載されていたのはシーゲートST1000LX015、容量1TBのハイブリッドHDD(SSHD)でした。SMART情報ではエラーが出ていませんが、原因不明の遅さです。データは取り出せたので、それ以上は詳しく調べていません。
用意したSSD
換装用に用意したSSDは、SanDiskの500GBです。搭載されていたHDDが7mm厚だったのでこのSSDも7mm厚で問題なしです。
SanDisk サンディスク 内蔵SSD 2.5インチ / SSD Ultra 3D 1TB SATA3.0 / SDSSDH3-1T00-G25
Windows10クリーンインストール
今回は元のHDDの状態での動作が遅すぎてリカバリーディスク作成ツールがまったく進まず断念。クローンコピーをするのも怪しい状態だったので、素のWindows10をクリーンインストールとなりました。ドライバーはすべてWindows Update経由で全部入りました。
付属のOfficeをインストールして、HDDから個人データを移行、メール設定やプリンター設定などを行って作業終了です。東芝のプリインストールソフトが入れられませんが、今回のお客様は使っていたソフトが無かったのでよかったです。
いつも楽しく読ませて頂いており、とても参考になることばかりです。
非AFTのHDDが元気な内にSSDに換装したいと考えてますが、ネットで検索するとSSDにも非AFTとAFTがあるとか、クローンを作成してもwindowsupdateができない。と書かれているのと、非AFTのHDDを探すなら、SSDには非AFTとAFTがないのでSSDに換装した方が良いと書かれているのがありどちらが正しいのでしょうか?
SSD換装(購入)を躊躇してます。
ご教授頂ければ幸いです。
現状ではAFTか非AFTかは全く気にしたことはありません。
Windows8.1以降では問題ないようです。
windows7でもSSDにクローンするとき、例えばEASEUS TodoBackupでは「SSDに最適化」という項目にチェックを入れてクローンするとその辺の問題は発生しないと思います。
(追記)
タイミングよく非AFTのHDDをクローンしたので記事にしました。
https://www.ikt-s.com/dell-vostro1510-ssd-win10/