WindowsPCにブルースクリーンエラーが世界中で発生中の対処方法

2024/07/21[公開]

CrowdStrike

 週末にニュースになっていますが、世界中のWindows搭載PCでブルースクリーンエラーが出てシステム障害で大変だという騒動です。これはウイルス感染やハッキング等ではなくCrowdStrike社のセキュリティソフトが原因だろうということですが、日本の個人ユースPCではあまり馴染みのないソフトのため、当方のような中小個人向けPCサポーター界隈は騒動の外で静かなものです。

 もし、週明けにPCを立ち上げたらブルースクリーンが出て、お問い合わせがあるかもしれませんので、CrowdStrike社がアナウンスしている対処方法のご紹介です。

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WindowsをセーフモードまたはWindows回復環境で起動

 Windows10以降でデスクトップまで起動しないPCをセーフモードで起動させる方法はこちらの過去記事をご覧ください。今回の場合は、勝手に再起動を繰り返すようなのでブルーの回復環境までは自動で進むかもしれません。

 セーフモードにも回復環境にも行けない場合は、システム回復ディスクから起動して回復環境で起動できます。システム回復ディスクは他の正常に起動しているWindowsがあれば作成できます。

 回復環境が起動したら、トラブルシューティング⇒コマンドプロンプトを開き操作します。

この画面のコマンドプロンプトから操作します。
この画面のコマンドプロンプトから操作します。

C:\Windows\System32\drivers\CrowdStrikeディレクトリに移動

 セーフモードで起動できたなら、PCをエクスプローラーで開いて見出しのフォルダーまで辿って開いていきます。

 回復環境からコマンドプロンプトで操作する場合は、下記ディレクトリまでcdコマンドで移動します。下記をコピペでも移動できます。

cd C:\Windows\System32\drivers\CrowdStrike

「C-00000291*.sys」に一致するファイルを見つけて削除

 セーフモードのエクスプローラーで開いている場合は、C-00000291~始まるファイル(拡張子.sys)を削除します。

 マンドプロンプトで操作する場合は、下記をコピペでも一括削除できます。

del C-00000291*.sys

再起動してセキュリティソフト更新

 上記の操作が上手くいっていれば、電源を入れなおしてPCを再起動してデスクトップまで起動できるはずです。

 その後、CrowdStrike社のセキュリティソフトを最新版にアップデートすれば、すでに今回のトラブルは修正済みとなるようです。

(参考サイト)

https://www.lifehacker.jp/article/cloudstrike-widows-error

 

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