最近の無線LANルーターを買ってきて、Vistaのパソコンだけ無線LANでインターネットができないトラブルです。WPA/WPA2の暗号化キー(パスワード)を間違いなく入力して、IPアドレスも振られているのに、ローカル接続にしかならない状況です。Atherosの無線ドライバーを更新すると改善するというのを過去記事で紹介していますが、「Qualcomm Atheros AR5007 802.11b/g WiFi Adapter」のドライバーはまた別だったので再紹介です。
今回の組み合わせ
PCはHPのG7000ノートブック(型番:G7032)というVista Home Basic搭載です。Vista登場初期のパソコンですが、まだまだ現役で稼働中でした。
無線ルーターは、ELECOM WRC-1750GHBK2です。スマホやタブレットは問題なくWi-Fi接続できているのに、Vistaノートだけインターネットにつながらないという状況です。
メーカー提供のドライバー
HPのサポートサイトへいき、G7000シリーズのVista用Atheros無線LANドライバーをダウンロードしてインストールしましたが、少しバージョンが上がったけれど、改善するバージョンではありませんでした。もうサポート終了した機種なので仕方ないですね。
Qualcomm Atherosでは
Aheros社は、Qualcomm社に買収されていますが、Qualcommはコンシューマー向けにドライバー提供はしない方針です。各OEM先からサポートを受けてくれということのようです。
参考元:http://www.qualcomm.com/drivers
ダウンロードできるサイト
こんな状況なので、ダウンロードできるドライバーを探しました。検索して海外の怪しいツールをインストールさせるのが目的なサイトも多い中、コチラのDirversCloud.comは良心的なサイトのようです。
vista-9.1.0.328-whql.zip ←直接ダウンロードリンク互換性のある無線チップ
- Qualcomm Atheros AR5007 802.11b/g WiFi Adapter
- Qualcomm Atheros AR5006 802.11a/b/g WiFi Adapter
- Qualcomm Atheros AR5009 802.11a/g/n WiFi Adapter
- Qualcomm Atheros AR9285 802.11b/g/n WiFi Adapter
- Qualcomm Atheros AR9287 802.11b/g/n WiFi Adapter
切り分けが難しいトラブルです
Vistaだけ無線でインターネットが出来ないトラブルで、あれこれいろいろ試したけれど解決しない場合は、ほぼこれが原因です。Atheros社が買収されていたり、OEM先のサポートも終了していたりして、なかなか解決しない要因が絡み合っています。その他のチップの過去記事はコチラです。