訪問サポートの作業中に、お客様からよく雑談的に相談されますが、アマゾンや銀行、証券会社からのメールで怪しいと思うが心配なので大丈夫なのか見てほしいということがよくあります。
そういう場合は、メール内容を見るまでもなく「偽ものですよ」と答えています。(いちおうチェックはしますが)今回は、一発で偽物とわかるチェック方法のご紹介です。
数日前にも「じゃらん」を騙るフィッシングメールがニュースになっていました。気を付けないと年々手口が巧妙化しています。
実際のフィッシングメール
アマゾンからの偽メールが数日おきに3通きたパターンです。一通だけなら騙されなくても、連日関連あるようなメールが続くと不安になる方がいるかもしれません。
最初に来たメールがこちら(リンクのURLはカットしています)
【Amazon】アカウント凍結のお知らせと更新手順
拝啓
貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。こちらはAmazon.co.jpのカスタマーサポートチームです。お客様のアカウントに関する重要なお知らせがございます。
現在、お客様のアカウントはリスク管理の関連で一時的に凍結されております。これは、アカウントの安全性を確保するための措置であり、お客様にはご不便をおかけすることをお詫び申し上げます。
アカウントの凍結を解除し、サービスを再開するためには、お客様のアカウント情報を更新していただく必要がございます。以下の手順に従って、アカウント情報の更新をお願いいたします。
- Amazon.co.jpにログインしてください。
- アカウントサービスにアクセスし、「アカウント情報の更新」をクリックしてください。
- 必要な情報を入力し、更新ボタンをクリックしてください。
情報の更新が完了次第、アカウントの凍結が解除され、サービスが再開されます。お手数をおかけいたしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
[アカウント認証]
敬具,
ご不明な点がございましたら、お気軽にカスタマーサポートまでお問い合わせください。引き続きAmazon.co.jpをご愛顧いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
Amazon.co.jp カスタマーサポートチーム
その2日後に来たのが2通目のこちら
【お知らせ】アカウントの更新をお願いいたします
【重要】Amazonアカウントの利用が中断されました
尊敬するAmazonユーザー様
お客様のアカウントが中断された理由については、以下の可能性があります。
この度、弊社のシステムによるセキュリティ検査の結果、お客様のアカウントに異常なアクセスが試みられたことが検知され、お客様のアカウントの利用が中断されました。お客様の個人情報を保護するため、弊社は迅速かつ適切な対応を行っています。
- お客様のアカウント情報が第三者に漏洩した
- お客様が不正なリンクをクリックしたり、偽のメールに返信したりした
- お客様のコンピューターにマルウェアが侵入した
お客様のアカウントを再度利用するには、以下の手順に従ってアカウントを再度有効化していただく必要があります。
- 下記のリンクをクリックして、アカウントの再有効化手続きに進んでください。
- 再度ログインし、アカウント情報の更新を行ってください。
なお、アカウントを有効化しない場合、お客様のアカウントは完全に削除され、以前の注文や返品情報などはすべて失われますので、ご注意ください。
アカウント情報の更新
アカウントの再有効化に関するご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
引き続き、Amazonをご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具、
Amazonカスタマーサポート
次の日に3通目が来ています
【重要なお知らせ】Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました
お客様へ、
弊社から重要なお知らせがございます。この度、お客様のAmazonプライムの自動更新設定を解除させていただきました。
お客様が自動更新を有効にされた場合、次回の更新日に課金が発生することとなります。解除されたことにより、誤って不要な課金が発生することを避けることができます。
以下のリンクから、アカウントにログインして、更新設定を確認・変更してください。
Amazonログイン
なお、プライム会員の方は、手続きを行わない場合、自動的にプライム会員が解約されますので、ご注意ください。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
敬具、
アマゾンカスタマーサポート
こう連日メールがくると、あやしいと思いつつも心配になってしまいますね。
心配なら、メール経由でログインせず、ブラウザーを開きAmazon.co.jpの公式ページで直接ログインしてお客様情報を見ればいいわけなのですが、詳しい方じゃない限りそれも難しいですね。
リンクのURLをコピペすれば一目瞭然
私が上記のようなメールが来たけど大丈夫ですか?と聞かれたときに一番安心というか納得していただけると思う方法をご紹介します。
こういうメールは要はリンクをクリックさせてログイン情報を抜き取るサイトに誘導したいだけですので、そのリンクをクリックするのではなく、右クリックでURLのリンク先をコピーして、メモ帳などに貼り付けて見せれば、たいていあやしいURLになっているので偽物ですよと説明できます。
上記のメール例でも青い文字にしていますが、実際のメールでもリンクの青い文字が出ていますので、その文字の上で右クリックします。メールソフトによって右クリックメニューが異なりますが、リンク先のURLをコピーする項目があります。
主なメールソフト別の右クリックメニューはこちら。
マイクロソフトOutlook | ハイパーリンクのコピー |
Thunderbirdメール | リンクのURLをコピー |
Windows Liveメール | ショートカットのコピー |
あとはメモ帳などを開き、右クリックで貼り付けるとリンク先のURLが目で見て確認できます。たいていはAmazon.co.jpとは似ても似つかぬドメインに飛ばされるURLなので、偽物ですと断定できます。
先日のじゃらんのフィッシングメールのように、公式のURLの一部を取り入れたドメインにしているなど巧妙化が進化していますので、さらに注意が必要ですね。
いつもお世話になっております。
教えてください。
HP Prodesk 600G5 ウインドウズ11
以前に申しましたがイーザスバックアップを使い
SSDから内蔵HDDにクローンコピーを定期的に取っています。
SSDが壊れる兆しが見えてきました。
壊れそうな現SSDを外して新品のSSDを内蔵する。
内蔵HDDで起動して新品のSSDをターゲットディスクに
してクローンコピーする。
この操作で誤りないでしょうか?
そうですね。内蔵HDDから起動できEaseUSソフトが入っていれば、バックアップファイルを指定して復元⇒ターゲットは新品SSDで誤りはないでしょう。
または、EaseUSブータブルディスクを作って、そのディスクから起動しても復元できます。