9/14にwindowsアップデートの月例アップデートが配信されているようです。毎月オプション項目も含めて全部の更新プログラムをインストールしている7PCならば、今月は待たずに入ってきたと思いますが、家のwindows7 SP1のPCには7つの更新プログラムが来ていました。その中でも、毎月おなじみwin32k.sysを書き換えるKB3185911と、オプション項目から重要項目に変更になったKB3172605に注目です。
KB3185911
Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム (3185848)(MS16-106)のwindows Vista/7/8.1用のパッケージがKB3185911です。名前からして例のwin32k.sysを書き換えるパッケージです。
特にVistaで、windowsアップデートの「更新プログラムの確認」を異常に遅くします。7でもwindowsアップデートエージェントが最新でない場合に更新の確認がいつまでも終わらなくなります。8.1は未確認ですが、もしかしたら遅くなっているかもしれません。
その場合は、下記マイクロソフトTechNetのページから、各OS別のスタンドアロンインストーラーをダウンロードして先入れすると良いでしょう。
2016年8月KB3177725を置き換える
上記TechNetのページにも書いてありますが、KB3185911は先月のKB3177725を置き換えます。つまりは、リカバリー時やWindows再セットアップ時の200個近いWindowsアップデートの初回、更新プログラムの確認を時短するリストが変わりました。
先月までのリスト
今月はこうなりました。
この内容で、コチラのまとめ記事を更新しました。
KB3172605
KB3172605は、Windows7 SP1 の更新プログラムのロールアップで2016年7月にオプションの更新プログラムとして既に配信済みです。それが今回は重要な更新プログラムに昇格されて、もう一度配信されました。
すでにKB3172605をインストール済みのPCにも再度入ってきたので、中身に変更があったのかもしれません。このロールアップパッケージはあまり情報が出ていないので詳しくはわかりません。Microsoft Updateカタログの情報が更新されており、置き換えられる更新プログラム一覧が出ていました。
KB2639308、KB2661254、KB2677070、KB2679255、KB2699779、KB2732500、KB2749655、KB2923398、KB2973337、KB3000988、KB3004394、KB3008627、KB3020338、KB3040272、KB3075249、KB3139923、KB3156417
重要な更新プログラムに昇格
このKB3172605は、Windows Updateエージェントを7.6.7601.23453にアップデートしてくれます。2016/05/14から更新がありませんが、windows7の現行最新バージョンです。これが自動更新でインストールされるようになるので、来月からの「更新の確認」の時間が改善されるwindows7 PCが増えそうです。