8月16日にwindows 7SP1用のロールアップパッケージKB3179573(windows8.1用にはKB3179574)がwindowsアップデートのオプション項目として配信されています。ロールアップパッケージに関しては、詳細情報はほとんど無いので実際にテストしてみた結果、例のリカバリー時の「更新プログラムの確認」が終わらないのを時短する先入れパッケージのまとめ記事の変更無しとしました。
KB3179573
August 2016のWindows 7 SP1 用のロールアップパッケージであることしか分かりません。5日経った現在でも下記マイクロソフト情報ページも日本語訳になっていないので、重要度は低そうです。ファイルサイズも2.2MBと、他のロールアップパッケージと比べると小さいです。
テストしてみた
仮想マシンでのテストですが、windows7 SP1をクリーンインストールした状態から、ロールアップパッケージ先入れ後の、初回のWindowsアップデート「更新プログラムの確認」の時間を計ってみました。結果としては、KB3179573を先入れするしないに関わらず、確認時間は今までより延びることもないし、短くなることもないという結果でした。
今までの先入れロールアップパッケージ3個
- KB3020369 Rollup事前必須パッケージ
- KB3125574 Rollup第一弾
- KB3172605 Rollup第三弾
確認時間 | 重要な更新 | オプション |
7分 | 63個 | 7個 |
KB3179573を追加した4個
- KB3020369 Rollup事前必須パッケージ
- KB3125574 Rollup第一弾
- KB3172605 Rollup第三弾
- KB3179573 Rollup第四弾
確認時間 | 重要な更新 | オプション |
7分 | 62個 | 6個 |
1つ減ったパッケージは
上記のテストで、オプション項目がひとつ減ったのはロールアップKB3179573自身の違いです。重要な更新がひとつ減ったのはKB3161561でした。Netlogon 用のセキュリティ更新プログラム MS16-076 ですが、なぜこれだけ減ったのかはわかりません。
毎月出るのか
windows8.1用のロールアップパッケージは以前から配信されているようですが、windows7SP1用は、2016年5月から配信されるようになりました。月例のWindowsアップデートが毎月第二火曜日あたり、ロールアップが第三火曜日あたりに毎月出ているようです。正直まだどういうパターンで配信されてくるのか、しばらく様子を見ないとよくわかりません。