2024年12月31日でWindowsメールのマイクロソフトサポートが終了しまして、メールの送受信もできなくなるというニュースが昨年の年末にかけてありましたが、はたしてサポート終了して2025年に年が変わって、本当にメールの送受信ができなくなったのかを確認してみました。
当方の訪問サポートにも昨年末に、このニュースを見たお客様から何件かお問い合わせがありましたが、ほとんどがWindows “Live”メールが使えなくなるんですか?というお問い合わせがあっただけで、“Windowsメール”が使えなくなったら困るというお客様はゼロでした。(Windows Liveメールは、もうとっくにサポート終了していますから今回の件とは関係ありません。ややこしい話ですね。)
Windowsメールをメインのメールソフトにしていた方は少なかったということもあり、たいした混乱もなかったでしょうか。私自身も設定するメールソフトにWindowsメールをおすすめすることもなかったのですが、今回はサポート終了と同時にメールの送受信もできなくなると言われたら、気になって仕方がないので久しぶりにWindowsメールを立ち上げてみました。
強制的にOutlook(New)が開きます
Windows Updateで最新の状態にしたWindows10(バージョン22H2)とWindows11(バージョン23H2)でWindowsメールを立ち上げると、一瞬Windowsメールが起動したあとOutlook(New)に切り替わります。
どこかで見たやり方だと思ったら、Internet Explorerがサポート終了してEdgeブラウザーに切り替わったときと同じ方式といえばわかりやすいでしょう。
初回はOutlook(New)への移行ウィザードが始まりますが、自動で設定を移してくれるのはOutlook.comやOutlook.jpなどマイクロソフトアカウントのメールの場合だけです。
POPやIMAPの一般メールアカウントを設定していた場合は、Outlook(New)で新たにMicrosoft Cloud(個人ユーザーはOneDriveのこと)と同期する設定が必要になります。なんだか難しそうですが、簡単にいえばマイクロソフトアカウントにサインインする必要があります。
Windowsメールを開きたい場合
以降は、Windowsメールのアイコンを開いてもOutlook(New)が開きますが、Outlook(New)をアンインストールすれば“その一回だけ”Windowsメールを立ち上げることができます。
Windowsメールを立ち上げれば、メールの送受信もいままで通りできました。
ただし、一旦Windowsメールを終了させたら、次回はWindowsメールではなくOutlook(New)がいつの間にかインストールされておりOutlook(New)が起動します。そういうことね、という感じです。
送受信ができなくなる。とは、つまり
つまり、“Windowsメールがサポート終了してメールの送受信ができなくなります。”というのはどういうことだったかと詳しく言うと、、、
”Windowsメールのマイクロソフトサポートが終了して、今後はOutlook(New)がWindowsメールの代わりに起動するようになります。いままでのメールアカウントの設定をOutlook(New)に移行する設定をしないと、Windowsメールを使っていた人はメールの送受信ができなくなります。”
こういうことだったのね。ということが2025年1月になってわかったということでした。ちょっと強めに言っておいたほうが移行が進むだろう?というマイクロソフト語はいつもこういう感じだと思っておいた方がいいでしょう。