2020年3月の月例Windwosアップデートが第2火曜日(日本時間第2水曜日)に配信されています。
クライアントOS別にwindows8.1、10のセキュリティ更新プログラム情報を書き出しています。
サポート終了しているWindows7は今月から掲載をやめました。
Microsoft Updateカタログ
自動更新を利用せずに今月のセキュリティアップデートを手動でインストールする場合、ダウンロードはMicrosoft UpdateカタログからKB番号で検索してダウンロードできます。この記事でKB番号にリンクを入れているのは、このUpdateカタログのダウンロード先になっています。
今月の更新プログラムを探す場合は、「2020-03」で検索して製品(OS名)でソートするのが見つけやすいです。
Microsoft Updateカタログ
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx
Windows Release Information
新しいリリースヘルスダッシュボードが公開されています。Windowsの更新プログラムの既知の問題や解決済みの問題などが一覧で確認できるようになっています。
下記リンクを開くとバージョン1909のページが開きます。左サイドにその他のWindows10バージョンやWindows7と8.1(Previous version)のページのリンクがあります。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-information/status-windows-10-1909
まだ英語ページしかないです。右クリック日本語翻訳機能が標準で付いているChromeブラウザーで見るのがオススメです。
Windows 8.1
Windows8.1の月例更新プログラムがこちらです。
- 2020-03 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4541509)
(2020/04/03追記)今月第3週に品質ロールアップのプレビューとして公開された更新プログラムです。Windows Updateに配信されますが、ダウンロードボタンを自分で押さないとインストールが始まりません。
- 2020-03 Windows 8.1 向けマンスリー品質ロールアップのプレビュー (KB4541334)
マンスリー品質ロールアップをインストールする前に、最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) がインストールされていることが推奨されています。Windows Updateの自動更新が有効なら最優先で配信されているはずです。
- 2020-03 Windows 8.1 サービス スタック更新プログラム(KB4540725)
Windows 10
Windows10は、バージョン毎に累積更新プログラムのKB番号が違います。最新バージョンから3世代分がサポートバージョンです。 バージョン1903と1909の累積更新プログラムのKB番号は共通です。
(2020/03/20追記)上記累積更新プログラムがこちらに置き換わっています。 バージョン1909と1903は2日後に早速置き換えられています。SMB v3の修正が入ったようですがよほど緊急性が高かったのでしょうか。
オプションの更新プログラム(Windows Update手動)
(2020/04/03追記)今月第4週までにオプションの更新プログラムとして公開された更新プログラムです。Windows Updateに配信されますが、ダウンロードボタンを自分で押さないとインストールが始まりません。
オプションの更新プログラム(ダウンロードのみ)
(2020/04/03追記)今月最終週にオプションの更新プログラムとして公開された更新プログラムです。Windows Updateに配信されていません。VPN接続の修正のようなので必要な方はMicrosoft Updateカタログからダウンロードしてインストールが必要です。
累積更新プログラムをインストールする前に、サービス スタック更新プログラム (SSU) がインストールされていることが推奨されています。 Windows Updateの自動更新が有効なら最優先で配信されているはずです。
そのほか、こちらの更新プログラムも配信されています。
Office の更新プログラム
Microsoft Officeの更新プログラムは、こちらのマイクロソフトページで更新情報一覧が確認できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4538705/march-2020-updates-for-microsoft-office
Windows Updateが失敗を繰り返す場合
更新プログラムを効率よくインストールするなら、Windows Updateに任せてインストールするのが一番いいでしょう。同じ更新プログラムでも差分を計算してダウンロードデータを節約してインストールしてくれます。
とはいえ、Windows Updateに時間がかかっている場合や、パソコンが急激に遅くなって何も操作できないトラブルが発生している場合は、上記更新プログラムをダウンロードしてスタンドアロンインストールする方法があります。
Windows 10 /8.1
Windwos8.1以降で、Windows Updateが失敗するトラブルが解決しない場合、インプレースアップグレードを試す方法もあります。
サポート終了OS
Windows7とVistaをサポート終了時点の状態までWindows Updateする場合はこちらの記事を参考にしてください。
サポート終了したVistaにWindows Server 2008の更新プログラムをインストールしてみる方法は、サポート外なので別記事にしています。(このあと更新予定です)