2019年3月の月例Windwosアップデートが第2火曜日(日本時間第2水曜日)に配信されています。
クライアントOS別にwindows7、8.1、10のセキュリティ更新プログラム情報を書き出しています。
Microsoft セキュリティ TechCenter
Windowsの更新プログラムの情報は、マイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイドから、windows7以降の各OSすべての更新プログラム情報を調べることができるようになっています。
最近は、今月の更新プログラムを探すときはこちらを使わずに、Updateカタログで探す方が多いです。
セキュリティ更新プログラム ガイド
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance
Microsoft Updateカタログ
自動更新を利用せずに今月のセキュリティアップデートを手動でインストールする場合、ダウンロードはMicrosoft UpdateカタログからKB番号で検索してダウンロードできます。この記事でKB番号にリンクを入れているのは、このUpdateカタログのダウンロード先になっています。
今月の更新プログラムを探す場合は、「2019-03」で検索して製品(OS名)でソートするのが見つけやすいです。
Microsoft Updateカタログ
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx
Windows7 SP1
windows7では、DefenderとOfficeと悪意のあるソフトウェアの削除ツール(KB890830)の更新プログラムを除いて重要な更新プログラムとして、セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4489878)です。今月は.NET Framework 用セキュリティおよび品質ロールアップの配信はないようです。
- 2019-03 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4489878)
既知の問題として、 Internet Explorer に認証の問題がある可能性があるようです。 Windows Serverコンピュータにログオンするのに問題がある場合は、上記リンクのKnown issuesを参照してください。
(2019.3.24追記)上記のマンスリー品質ロールアップ以外に、2つ更新プログラムが来ていました。これらをインストールしないと2019年7月以降に更新プログラムがインストールできなくなるらしいです。KB4474419が先で、そのあとKB4490628の順番でインストールが必要なようです。
KB4490628の既知の問題として、 インストール後の再起動中に、特定のステージで停止し、”ステージ 2/2″ または “ステージ 3/3” というメッセージから進まなくなる問題が発生する場合があるようです。この場合は、Ctrl + Alt + Del キーを押してログオンを続行すればよいようです。
Windows 8.1
Windows8.1は、セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4489881)、Adobe Flash Playerの更新プログラム(KB4489907)です。
Windows7と同じ既知の問題として、 Internet Explorer に認証の問題がある可能性があるようです。 Windows Serverコンピュータにログオンするのに問題がある場合は、上記リンクのKnown issuesを参照してください。
Windows 10
Windows10は、バージョン毎に累積更新プログラムのKB番号が違います。最新バージョンから3世代分がサポートバージョンです。
バージョン1809では既知の問題として、 Internet Explorer に認証の問題と、複数のオーディオデバイスを搭載しているPCでサウンド出力先がデフォルト設定に戻って音が出なくなる場合があるようです。詳しくは上記リンクのKnown issuesを参照してください。
(2019.4.5追記)上記の累積更新プログラムは、今月中に下記に置き換わっています。
既知の問題は、上記リンクのカタログリストのタイトルリンクを開いて、概要の詳細リンクをご覧ください。
Adobe Flash Playerの更新プログラムは各バージョン共通です。
- 2019-03 Windows 10 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4489907)
Office の更新プログラム
Microsoft Officeの更新プログラムは、こちらのマイクロソフトページで更新情報一覧が確認できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4491754/march-2019-updates-for-microsoft-office
Windows Updateが失敗を繰り返す場合
更新プログラムを効率よくインストールするなら、Windows Updateに任せてインストールするのが一番いいでしょう。同じ更新プログラムでも差分を計算してダウンロードデータを節約してインストールしてくれます。
とはいえ、Windows Updateに時間がかかっている場合や、パソコンが急激に遅くなって何も操作できないトラブルが発生している場合は、上記更新プログラムをダウンロードしてスタンドアロンインストールする方法があります。
Windows 10 /8.1
Windows 7
Windwos8.1以降で、Windows Updateが失敗するトラブルが解決しない場合、インプレースアップグレードを試す方法もあります。
まとめ記事更新
以上の内容をもとに、下記の更新プログラムの確認が終わらないのを改善するまとめ記事を更新予定です。
Server 2008の更新プログラム
サポート終了したVistaにWindows Server 2008の更新プログラムをインストールしてみる方法は、サポート外なので別記事にしています。(このあと更新予定です)
今月中に追加の更新プログラムがあれば、都度追記予定です。