2018年3月の月例Windwosアップデートが第2火曜日(日本時間第2水曜日)に配信されています。クライアントOS別にwindows7、8.1、10のセキュリティ更新プログラム情報を書き出しています。
Microsoft セキュリティ TechCenter
Windowsの更新プログラムの情報は、マイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイドから、windows7以降の各OSすべての更新プログラム情報を調べることができるようになっています。
まだまだ使い慣れないですが、日付や製品カテゴリーやキーワードで絞り込んで情報を見ることができます。
セキュリティ更新プログラム ガイド
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/security-guidance
Microsoft Updateカタログ
自動更新を利用せずに今月のセキュリティアップデートを手動でインストールする場合、ダウンロードはMicrosoft UpdateカタログからKB番号で検索してダウンロードできます。この記事でKB番号にリンクを入れているのは、このUpdateカタログのダウンロード先になっています。
Microsoft Updateカタログ
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx
Windows7 SP1
windows7では、DefenderとOfficeと悪意のあるソフトウェアの削除ツール(KB890830)の更新プログラムを除いて重要な更新プログラムとして、セキュリティ マンスリー品質ロールアップ(KB4088875)です。
今月は .Net Frameworkのセキュリティ品質ロールアップはないようです。
- 2018-03 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4088875)
(2018.3.16追記)セキュリティ マンスリー品質ロールアップ(KB4088875)の既知の問題の情報が追加されています。Streaming Single Instructions Multiple Data (SIMD) 拡張機能 2 (SSE2) をサポートしていないコンピューターでSTOPエラーが発生しているようです。
現在はWindows Updateの自動配信から外れているようです。修正版が再配信されるまでアップデートカタログからの手動インストールも控えたほうが良いでしょう。
もしSTOPエラーが出て再起動を繰り返す状態になった場合は、セーフモードで立ちあげてKB4088875をアンインストールすると立ち上がるようです。
Windows 8.1
Windows8.1は、セキュリティ マンスリー品質ロールアップ(KB4088876)、Adobe Flash Playerの更新プログラム(KB4088785)です。
Windows 10
Windows10は、バージョン毎に累積更新プログラムのKB番号が違います。最新バージョンから3世代分がサポートバージョンです。
Adobe Flash Playerの更新プログラムは各バージョン共通です。
- 2018-03 Windows 10 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4088785)
第6世代CPU(Skylake)以降のPCでIntelのCPU脆弱性に対する修正コードを適用するWindows10 バージョン1709用の更新プログラムが重要な更新に格上げされて公開されています。Windowsと親密な関係にあるUEFIならではの更新プログラムでしょうか。
すでにメーカーから提供されているBiosアップデートが適用されている場合どうなるのかや、自動更新でインストールされるのかは未確認です。
- 2018-03 Windows 10 Version 1709 更新プログラム (KB4090007)(Fall Creators Update)
先入れインストールする方法
Windows Updateに時間がかかっている場合や、パソコンが急激に遅くなって何も操作できないトラブルが発生している場合は、上記更新プログラムをダウンロードしてスタンドアロンインストールする方法があります。
Windows 10 /8.1
Windows 7
Office の更新プログラム
Microsoft Officeの更新プログラムは、こちらのマイクロソフトページで更新情報一覧が確認できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4090988/march-2018-updates-for-microsoft-office
Office2007の更新プログラム
Vistaパソコンでインストールされているケースが多いOffice2007は、2017年10月10日でサポート期限終了を迎えました。しかし、なぜか今月も更新プログラムが公開されています。どういうことでしょうか?
- Microsoft Office Excel 2007 (KB4011714) のセキュリティ更新プログラム
- Microsoft Office Word 2007 (KB4011721) のセキュリティ更新プログラム
- Microsoft Office Compatibility Pack Service Pack 3 (KB4011720) のセキュリティ更新プログラム
- Word Viewer (KB4018309) のセキュリティ更新プログラム
ダウンロードセンターから
Office2007の更新プログラムは、Microsoft Updateカタログからダウンロードするとcab圧縮ファイルのインストーラーで展開するのが手間だし、なぜかインストール画面が途中までしか出ないので、インストールが完了したのかわかりずらいです。
マイクロソフト ダウンロードセンターからスタンドアロンインストーラーを入手したほうが、インストール完了画面が出るので良いです。
まとめ記事更新
以上の内容をもとに、下記の更新プログラムの確認が終わらないのを改善するまとめ記事を更新予定です。
Server 2008の更新プログラム
サポート終了したVistaにWindows Server 2008の更新プログラムをインストールしてみる方法は、サポート外なので別記事にしています。(このあと更新予定です)
今月中に追加の更新プログラムがあれば、都度追記予定です。
Win7のKB4088875ですが、配信停止となってます
再起動の無限ループを起きたPCがあったのでセーフモードで削除、という社内対応してました
M_Mさん、情報ありがとうございます。
STOP エラーが発生する既知の問題が出ていますね。
自動更新からも外れているようですね。
記事内容に追記させていただきました。