富士通ノートFMV LIFEBOOK UH75/B1(型番:FMVU90B1B)の128GB SATA SSDをNVMe 500GBに換装してみたら出来ました。
2017年製くらいのノートPCだと、M.2スロットの対応SSDがSATAなのかNVMeなのか、それともSATA/NVMe兼用なのか情報がないと判明しないのですが、今回たまたまそういう状況で作業することになり、試しに取り付けてみたら認識したので、この機種はSATA/NVMe兼用だということがわかりました。
(補足)
SATA/NVMe兼用スロットの場合、大容量(2TBや4TB)サイズのNVMeは認識しない場合があるので注意です。あくまでも今回のSSDで認識したということしか言えません。
分解手順
裏面にして見えるネジ16本をはずします。
裏のカバーは素手で外せました。CPUファンとバッテリーの間にSSDがあります。搭載されていたのはSAMSUNG MZ-NTY1280でした。
バッテリーを止めているネジ6本をはずして、バッテリーを外してから換装作業にかかりました。万が一の不意の通電をさけるためです。
換装したSSD
今回は別件で訪問したら、Cドライブの空きがほとんどゼロで何も作業ができないため、手持ちの中古NVMeで換装してみたというイレギュラーな作業となったので、4年前のWD Blue SN550での換装となりました。
WDS100T2B0C [WD Blue SN550 NVMe SSD(1TB M.2(2280) PCIe Gen3 x4 NVMe 600TBW 5年保証)]
クローン作業
SATA SSDをNVMe SSDにクローンした場合、そのまま起動してくれずブルースクリーンになる場合が多いです。
クローンソフトReflect 8のレスキューディスク(USB)にはWindows Bootの修復メニューが搭載されているので、それで修復をかけたところ再度ブルースクリーンになりましたが、今度のブルースクリーンではF8キー⇒F4キーでセーフモードで起動することができ、そのあと再起動をかけると通常起動するようになりました。
30日トライアル版でクローン作業もレスキューディスクも作れるので、気に入れば購入してください。バックアップソフトとしても優秀です。
NVMe SSDで動作OK
以上で、作業完了となりました。Windowsが起動して空き容量も増えて本来のご依頼の作業にかかることができました。