Internet Explorerの立ち上げをほんの少し早くする小技のご紹介です。ブラウザの起動時に余計な自動検出の設定を外すことで、ページ表示前の真っ白な画面になっている時間が短縮されます。
自動構成を検出しない設定にする
先に設定するポイントをご紹介します。IEのインターネットオプションを開いて、「接続」タブのLANの設定を開き、「設定を自動的に検出する」のチェックを外します。
詳細手順
IEのツールボタンをクリックして、インターネットプションを選びます。
インターネットオプションの「接続」タブを開き、「LANの設定」をクリックします。
自動構成「設定を自動的に検出する」のチェックボックスのチェックを外します。設定する箇所は以上です。「OK」を押して閉じます。
動作確認
シャットダウンからPCの電源を入れて、起動後の最初のIEの立ち上げ時の画面が出るまでが一番効果がわかりやすいです。ブラウザが開いて、真っ白の画面からトップページが表示されるのが、ほんのチョット早くなります。
既にチェックが外れている場合もあり
PCの機種によっては、最初からこの項目のチェックが外れている場合も多いです。私の経験上7:3くらいでチェックが付いています。
設定を自動的に検出するって何だ?
そもそもこのLANの設定で自動的に検出するって、何のことでしょう。わりと古くから(IE5.5くらいから)この設定項目はありました。サーバーが何台もある大規模LANに接続するクライアントPC用の設定のようです。私もよくわからないです。詳しくはTechNetの説明をご覧ください。
マイクロソフトTechNet|ブラウザー設定の自動検出と自動構成を有効にする
一般家庭や小規模LANには関係ない
一般家庭でブロードバンドルーターに接続していたり、小規模LANの場合にはこの項目はどっちでも良いということです。だったら、余計なプロセスになる自動検出は無効にしておくほうが推奨という結論です。