発売から10年超過したHPのプリンタードライバーが、ゴッソリとメーカーダウンロードページから削除されていました。とはいっても、新規windowsパソコンでUSB接続させてプリンター設定をするのに困らなかったという内容です。機種はHP PhotoSmart 3210a All-in-Oneという2005年発売の複合機能プリンターです。パソコンはwindows8.1の新規購入PCに設定しました。
HPのカスタマーサポートページはコチラです。
HPソフトウェアとドライバーダウンロード
新規にパソコンを購入したが、プリンターは古い機種を使い続けるケースはよくあります。古いプリンターに付属していたドライバーCDは新しいPCには使えないので、HPサポートのドライバーダウンロードページからドライバーを入手します。HPのダウンロードサイトは、機種名の一部を入れて検索して探します。
メーカードライバーがダウンロードできない
いままでは、ドライバー検索画面で「3210a」と入れて検索すれば、一発でプリンタードライバーページに飛ぶことができました。しかし、いくら検索しても該当機種が出てきません。何度も設定したことのあるプリンターなので、最初はなぜ検索結果が出てこないのか理解できなかったのです。
結局、製品発売から10年経過した製品はサポート終了となり、ドライバーダウンロードページからも機種情報が削除されたようです。
USBをつないで自動認識させる
メーカーからソフトウェアとドライバーがダウンロードできないならば、USB接続させてみてドライバーを自動認識させてみるしかありません。インターネットにつながっている状態で、実際にUSBケーブルでつないでみましたら、この機種はプリンターとスキャナーの両ドライバーとも自動認識してくれました。
スキャナー機能の呼び出し方法
スキャナー機能をパソコンから呼び出したいときは、コントロールパネルのデバイスとプリンターを開き、該当のプリンターアイコンを開くと、スキャナー機能を呼び出してスキャンすることが出来ます。
プリンターのショートカットアイコンをデスクトップに出しておけば、ユーザーの方にも操作に困ることはないでしょう。
付属ソフトウェアはなくとも使えます
今回の機種3210aに関しては、HPからソフトウェアとドライバーがダウンロードできなくても、windows8.1のPCにUSB接続での利用は問題なく設定できました。
この機種には有線LAN内蔵なのでLAN接続のときはどうなのか、windows7以前はどうか、Macの場合はどうするのか、というところは今回は未確認です。
プリンターは消耗品というけれど
文書印刷などでたまにプリンターを使う用途の場合、壊れなければ買い換える理由がないため、10年前のプリンターを使い続けているケースはよくあります。インクもAmazonなどでまだ購入することが出来ます。
広告 Amazon.co.jp: ヒューレット・パッカード HP インクカートリッジ 177他社が追従しなければよいが
現在は、2005年発売以前のプリンターのダウンロード情報が、HPのサイトから削除されているようです。きっちり10年で線を区切りバッサリと切り捨てるあたりが、日本発のメーカーと違うなという感じでしょうか。他社がこれに追従するということがなければいいのですが。